2018年6月19日火曜日

20180616-BMW Motorrad GS Camp Meeting 2018 in 福島 参加レポ

しばらく、Blogの更新が滞っており恐縮です。

6月16日から二日間、福島・天栄村「エンゼルフォレスト那須白河」(旧:羽鳥湖高原レジーナの森)ならびにグランディ羽鳥スキー場を会場に開催されたBMW Motorrad 首都圏ディーラーさんが主催する「BMW Motorrad GS Camp Meeting 2018 in 福島」イベントに、クラブから3名(+BMW Motorrad MotoLiveO2さんより1名)で参加してきました。

Doronko Clubより、
  • S木@R1200GSLCADV氏、
  • H坂@R1200GSLC
  • S田@クロスカブ予約氏、
  • MotoLiveO2様より小松社長(ご参加ありがとうございました)。
の計4名で参加して参りました。

イベント概要は、テント持込によるキャンプを主として、コテージ泊や、オフロード&オンロードのコマ図ツーリングやゲレンデクルーズ他、オプションとして、松井勉さんによるオフロード、山田 純さんによるオンロードアテンドツーリング、鈴木大五郎さんによるビギナーズトレーニングなど、盛りだくさん。GS 以外の車種(恐らくオンロード組)多く、参加人数は250を超えたとか。

ちょっと印象的だったのが、受付や各種サポート等は申込を行ったディーラーさんの担当者が纏めて対応する、という流れが原則。イベント事務局とディーラーさんの担当者、参加者という連絡体制が設定され、イベントテント等の共有スペースも各ディーラーさん毎に確保。大きな混乱等がないのが印象的でしたね(テントサイト等の割当等も同様に)、

なお、この時期のイベントとしては、2016年まで開催されていたBMW Japan GS Trophy (GS Challenge含む)として12年ほど開催されていましたが、昨年は実施されず、首都圏ディーラーさんによるオフロードイベントととして、このキャンプイベントが開催され、今年で2回目。

GS Campという名称ですので、通常ですとテント持込によるキャンプイベントですが、今回は、参加人数が少ないことから、無理をいってコテージを確保いただきました。

ご存じの方も多いと思いますが、テントサイトのエンゼルフォレスト那須白河(旧;羽鳥レジーナ)のキャンプ場も参加人数が多く、混雑の状況でしたが、キャンプ施設としては設備等も充実しており、サニタリー棟の給湯やランドリーの他、温泉施設・レストランやアメニティも充実。コテージにおいてはほぼ、ビジネスホテル並(床暖、エアコン、給湯設備や冷蔵庫、TVも!)。キャンプサイトも森林の中に佇むような演出が区画毎に施され、コテージやグランピングサイトもあるなど、一般利用もおすすめの施設です。

ともあれ、要項には、コマ図ツーリングと記載されていましたが、2016年に参加した際にはちょっと短め(走行距離40km弱)のオンロード&林道だったので、その程度となんとなく、参加しましたが...。なんとチャレンジルートを含む180km強とDOAなみのロングコース(コース監修はモトラーダ大和さん?)で、キャンプサイトを出発したのが9時30分毎、戻ってきたのが16時ちょっと前。通常は走れない林道区間や猪苗代湖畔を抜けるビューポイントもあり、例のごとく、分岐ポイントに迷う楽しい罠もそこここに...。BigOFFでダートを走るユーザーには大満足のルートに、久々にBigOFFで走った...という達成感が!。

そうそう、オンロードも150km強とワインディングを中心にコースが設定されていたようで、走られた方々も満足げでした。

そうそう、いつもお世話になっている菅野さん(イベントスタッフとして参加予定)と合流しようと思ったのですが、お身内のご不幸にてキャンセルになったとのこと。

夜はキャンプ・ファイヤー&宴会に、GS Trophy 2018 モンゴル参加のTouratech 水谷さん、田島選手のお話や、BMW Bikes 関連イベントの松井さんの裏話や協賛品等があたるビンゴ大会など、GS乗りの皆さんが一同に会するイベントで夜半過ぎまで盛り上がりました。

それと、以下の皆様とご一緒になりました。

  • イベントスタッフ?のモトラーダの大和さんにも?林道途中でご挨拶
  • 東京に転勤された米内山さん(GS Trophyに度々、K1200Sでご参加いただきました)がアーバンGSでビギナーズトレーニングに!
  • 青森の白鳥さんと会場でばったり。BIGOFFでのオフツーは卒業され、いまは軽量車両で山遊び中とか。

懐かしい、面々とお会いできるのも、GS系イベントの良さですよね。

以下、初日からの詳細イベント概要を列記します(長文ご容赦ください)。

■初日、エンゼルフォレスト那須白河へ...。

6/16(土)5時30分ごろ、菅生SA上りパーキングにS木さん@R1200GSLCADVさん、H坂@R1200GSLCが集合し、現地へ出発。

受付はAM7:00~8:30、ブリーフィングが8:45と事前送付の要項にて確認し、念のため、早めに出発。今回は、コテージ泊のため、通常のキャンプ用具満載の車両も、パンクや転倒時の応急修理を主とした工具&補修部品等で、両車両ともに比較的軽装備状態。

心配された天候も、夜半過ぎには雨もあがり、路面はところどころ濡れている程度。ただし、気温は12,3度と肌寒い状況。一気に阿武隈PAまで南下、休憩後、白河ICでR4へ降り、出口付近ガソリンスタンドで補給。ここからエンゼルフォレスト那須白河までは約30分程度。県道37(白河羽鳥レークライン)との交差点付近のコンビニで軽く朝食を補給し、一路、エンゼルフォレスト那須白河へ。

道の駅羽鳥湖高原からほど近い、エンゼルフォレスト那須白河へ到着したはAM8:00頃。
雨は降っていないものの、外気温は10度前後と寒く、作成したDoronkoClubのインナージャケットが大活躍。それと、雲が異様に低く、山越えとなる林道等では雨模様の様子。

受付にて、ゼッケン、コマ図、ランチパック、コテージの鍵等を受け取った後、一旦、コテージへ。早速、不要な荷物をコテージ内へ押し込み、ゼッケン、コマ図を確認。この時点で、総走行距離が180kmを超えることを認知。コマ図監修がモトラーダさんであることも印刷物で確認。S木さんと共に、DOA並みのルート予測を立て、車載工具等は2台共にフル装備状態に!(他車のレスキューの場面に遭遇することも想定し)。コマ図をマップケースにセットし、ブリーフィング会場のイベントテントへ。もちろん、カッパを着込んで!。

■ブリーフィング、そしてコマ図スタート

AM8:45からのブリーフィングでは、コマ図ルートの注意点、ゲートの開け閉め、獣よけ電線に注意などに加え、昼食ポイントや参加人数が250を越えているため、食事時間の調整等の諸注意事項が伝達。

AM9:30頃からコマ図ツーリングがスタート。原モータースさんご一行がほぼ先頭でスタートされ、順次複数台ペア以上で順次申告スタート(帰着後も申告必須)。ほどなく、S木さんとH坂にてコマ図ロング&チャレンジコース走破を目指し、ゆるりとスタート。

<コマ図ルート概要>


  • キャンプ場をスタートし、県道37号を白河方面へ右折。その後、県道58号を目指し、県道37を左折。県道58号からR118、R294を抜け猪苗代湖方面へ。その後、高旗山から源田温泉方面の林道、引き続き岩上山を越える林道を抜け、猪苗代湖畔へ。この間の林道は通常Closeされているようでりごたえは充分。何度かスタックしつつ無事突破。

  • 猪苗代湖畔の船津公園がランチ休憩ポイントと事前にアナウンスがあったが、S木さんと先を急ぐことを選択。R376からR236を南下し、諏訪神社付近から布引高原へ。この頃には標高も高く、霧雨状態でガスがかかり、チャレンジルートに向かう分岐が探しにくい状況に。
  • 布引高原からショートコースとチャレンジルート(ダート23km)の分岐にて、チャレンジルート選択。コースは圧巻でガレ場が続く、気の抜けないルート。やっと抜けてR118号沿いのコンビニにて休憩・昼食(なんと、芦ノ牧温泉近くだったことに気づいたのはこの後)。
  • この時点で14時頃。30分ほど休憩し、近場のガソリンスタンドで補給後、R118を湯野上温泉方面へ南下し、岩瀬本湯本温泉手前を右折。二岐温泉付近から西部林道を16km(前半は不可砂利とブラインドが続く気の抜けないルート、後半1,2kmはフラットダートの直線が続き、気持ちよく右手が反応する路面)ほど走り、グランディ羽鳥湖スキーリゾートに到着したのは15時30分ごろ。
  • スキー場はロッジ・受付から上のゲレンデは全く見えず、ビギナーズトレーニングが行われている駐車場も時折、ホワイトアウトするほどの悪天候。雨は降っていないものの視界不良のため、ゲレンデのイベントは断念とのこと。以後、エンゼルフォレスト那須白河まで6km弱をコマ図にしがいもどり、キャンプサイト帰着は16時10分過ぎ。

両車両共に無転倒・ノントラブルにて、初日のイベントを終了。帰着後、走った、走らせられた?感と達成感?にて、しばしコテージにて休憩。

順次、S田@クロスカブ予約さんが合流され、コマ図のいきさつをネタに久々の旧交を温める。O2さんから急ぎ合流の途にあった小松社長に買い出しを依頼(すみません社長)し、17時前にはコテージにて合流し、一同にて食前酒?にて乾杯し、再びバイク談義に花がさく状態。

■ナイトパーティー....。

18:30からのナイトパーティはケータリングの料理等が配られ、乾杯の日本酒でスタート。予定通り、GS Trophy 2018 モンゴル参加のTouratech 水谷
さん、田島選手のお話や、BMW Bikes 関連イベントの松井さんの裏話や協賛品等があたるビンゴ大会など、GS乗りの皆さんが一同に会するイベントで夜半過ぎまで盛り上がりました。

この際、東京転勤の米内山さんと遭遇。今回はアーバンGSに乗換、ビギナーズトレーニングに参加されたとのこと。確か、前はK1200Sだったような?

以後、コテージにもどり、夜半過ぎまで盛り上がった?ようですが、筆者は途中で寝落ち。気づけば翌朝。いびき等で皆様にはご迷惑をおかけしたようで反省。

#コテージはドーム状で壁際の音が全体に反響する不思議な作りのため、いびきも盛大に皆さんの耳元に届いたとか....。

■2日目は晴天、ゲレンデクルーズ!

朝食は6:30から、エンゼルフォレスト那須白河のレストランラピーナにてバイキング。
9時からブリーフィング後、イベントゲート付近で記念撮影後、コマ図組は9時30分からスタート。

この際、青森の白鳥さんと遭遇。BIGOFFでのオフツーは卒業したけど、軽量車両での山遊びは健在とのこと。来年もご一緒することを約し、久々の旧交を温めました。

その後、S木さんとH坂は、ゲレンデクルーズを選択。朝食後、小松社長を見送り、S田さんと別れ、スキー場へ。

10時からのゲレンデクルーズ参加は、我々が一番だったようで、しばし、スタート時間まで休憩。その後、順次GSが集まってくるものの、ノーマルタイヤの車両が多く、早朝路面状況を確認したマーシャルからも厳しい状況が伝えられ、ちょっと不安に。一応、定圧っだった空気圧も前後、0.5程度落とすことに。ちなみにタイヤは両車両ともにアナキーワイルド!。

その後、スタート時にブロックタイヤ組とノーマルタイヤ組に分かれてスタート。
マーシャルは水戸のディーラーの皆さんでした(大月社長が陣頭指揮に)。S木さんとH坂はマーシャルに続き、豪快にとはいきませんが、なんとかゲレンデを駆け上がりましたが....後続が上がってこない状況。頂上付近で一旦休憩し、後続車両の状態確認に向かったマーシャルをしばしまつ状況に。

その間、路面状況が結構ヌルヌルで手こずった話題で盛り上がっていると、ほどなく、後続のマーシャルさんと2台で戻ってこられ、後続は結果上れず、もどったとのこと。

そのまま、ゲレンデを下りだすも、水切りの溝が結構深くて、スピードが出せず、ゆっくりまったり、駐車場までなんか降りてきました。

一昨年もこのコースを上ったのですが、その時は天候も晴れていて、路面は完全なドライ。アクセル全開で駆け上がっていたんですが、ウェットではちょっと厳しい状況。でも水冷GSはいい仕事をしてくれて、ステップでバランスをとり、あとはバイク任せでアクセスを明ければ前に進んでくれる、もちろん、アナキーワイルドのグリップも借りてですが。

■撤収&帰路へ

結果、最初に登ったため路面もあれていない状況も好走の原因だったと解釈し、一旦、キャンプサイトへ戻ろうかと思っていたら、S田さんが合流。またの再開を約し、その後、メッツラーさんのイベントテントでエア圧を定圧状態にもどし、キャンプサイトで撤収作業後、帰路に。

ps.コマ図はオンロードもあり、オフロードは走り後耐え充分!。是非オン、オフ問わず来年はみんなでご一緒したいですね!。