2016年9月15日木曜日

20160903- 2016北緯40度線GSツーリング<岩手の林道を楽しもう>レポ



 9/3、9/4にかけて岩手県北・安比高原を周回する岩手在住のK氏主催「岩手2days・2016北緯40度線GSツーリング<岩手の林道を楽しもう>」に、どろ んこくらぶより、S会長@R1200GSADV、H@R1200GSLCADV、T@KDX125、M@GASGAS125、A@R1200GSLCADV、I@G650Xchallenge、M @F800GSADVの他、K@F800GSさん(F650GSから乗換)、福島でお世話になっているT@F800GS氏と筆者@R1200GSLCが参加。

 本来は昨年までBMW  Motorrad主催「GS FUN RIDE」と称したイベントだったもので、岩手の菅野さんの呼びかけで同企画と同様のイベントとして存続したもの。

 当初は、イーハトーブトライアルで有名な七時雨山荘方面から岩泉町を抜けて、普代村・くろさき荘へ抜ける山間ルートを舞台に岩手の絶景を満喫 する予定が、台風10号による岩泉町をはじめとする沿岸部が甚大な被害を受けたことから、急遽、安比高原周辺へとルートが変更されたました。

 直前の変更等、主催のKさん、Mさんならびにクボトラの米澤社長の尽力に感謝いたします。

 各種トラブル等はありましたが、参加者相互扶助により、全員無事帰還いたしましたのでご報告申し上げます。

■往路のプチ・ハプニング?...今、思えば...。 

往路は、三本木PAでS会長、Hさん、筆者の3名が集合し6時過ぎに出発。
途中、福島のAさん・Tさんのトラックを追い抜き、恒例?となった前沢SAで朝食。


偶然、I@G650Xchallenge氏と遭遇。以後、集合場所の道の駅にしねに(東北道西根ICから数分)へ向けて東北道を北上。

途中、I@G650Xchallenge氏が巡航スピードを落として、若干の遅れ...。後に話しを聞けば西根ICでETCが作動せず、プチ・ハプニングが。

#今、思えばこの時から、I@G650Xchallenge氏はついていなかったのかも...。

いうことで、道の駅にしねには、集合時間の8時30分には余裕で到着。 

■八幡平アスピーテラインから山岳路を北上!! 

汗ばむほどの好天にも恵まれたことから、「道の駅にしね」での受付・ブリーフィングでは既に大汗?状態。

クボトラの米澤社長とKさんから諸注意の後、記念撮影。
その後、オンロード組とオフロード組に分かれて出発。

オフロード組は、八幡平アスピーテラインを山頂部まで駆け上がり、安比高原方面へ下った途中から山深い林道を北上し、安比高原スキー場を横断 し、ロッジ街へ抜け、その後、R282近郊の田山スキー場近郊で昼食。その後、山間部を浄法寺方面から七時時雨方面の山間部林道を時計回りに巡 り、宿泊地の安比高原・ペンションボーゲンハウスへ向かうルート。

起伏ある牧草地の山腹にある七時雨山荘から、牧歌的な緑一色の草原丘陵地の尾根沿いを進む、当初のルートとは異なり、山深く一見シングルト ラック?とも思えるような林道をBIGOFFで走るルートには、台風10号の爪痕(所々にマディな罠?)も所々に見え隠れする修行系の林道群。


■ハプニング・パート2...。 

八幡平アスピーテラインの山頂付近にて休憩...。
序盤の八幡平アスピーテラインを駆け上がるルートは、右眼下に八幡平の町並みを見下ろす絶景を捉えつつ、藤七温泉の湯煙を左に見据えて山頂 へ。休憩後、いよいよ山腹途中から安比高原方面へ向かう林道へ。

ごろん...G650X...。
途中、休憩ポイントでI@G650Xchallengeが右側に倒れ、右側のナックルガー ドが曲がってブレーキが握れない状態に...。即座にバラして修繕し、約20分遅れで先行集団に追いつく。

ここから先の林道は、丁度、泉ケ岳から薬来方面へ抜けるルートと同様、車1台分がやっとの道幅に左右からブッシュ類が進行方向をふさぐような ルートが続く。路面はそこそこの荒れ具合でところどころ、マディな状態が顔を覗かせ、BIGOFFでは気が抜けないようなルート(いわゆる修行系?)。








終盤には安比高原のスキー場を横切る開けた場所で休憩し、安比高原へ下る2車線分ほどの採石ダート(ほぼフラット)にアクセルもワイドオープ ンで気持ちよく通過。ほどなく、安比高原のロッジ街へ抜け、ガソリンスタンドで給油後、本日のお宿、ペンション・ボーゲンハウスさんの前を通 過し、再び山深い林道を北上し、田山スキー場方面へ...。 

安比高原スキー場中腹にて休憩中!!

安比高原GSにて給油。

途中、スタックするようなマディな罠を迂回路(林間部を開拓)しつつ、全員でクリア。その後、スキー場脇の側道?ブッシュ/藪漕ぎ?を経て、 R282へ。昼食会場の田山ドライブイン(いい感じの田舎のドライブイン)で食事休憩。
マディルートを回避して林間を抜ける!!

マディルートを回避して林間を抜ける!!
M@F800GSADV...すでにライトは...!?

田山ドライブインにて昼食休憩中!!

その後、R282を跨いで北上し、山深い林道を浄法寺方面へ...。途中、林道内の右折ポイントを見失い、先行集団とは異なるルートへI@G650Xchallenge氏、筆者を含め他数台が、ミスコース。伐採作業中の重機やトラック等と出くわすなど、途中で気づいて引換して無事合流。  

■ハプニング・パート3...。

パンク修理...?タイラップで固定中。
集団の最後尾から出発するも、ほどなくI@G650Xchallenge氏の後輪がパンク。

インストラクター2名とMさん、筆者が対応にあたるも、よりによって換チューブとパッチキットの他、後輪を外す工具を誰も持ち合わせていな いことが発覚。

ほどなく、Mさんが鬼神の走りで先行集団に換チューブと工具等を手配に出発いただき、残ったメンバーで思案の上、タイラップ で後輪を固定し、R282の田山のガソリンスタンドへ戻ることを確認。ほどなく、Mさんが先行集団のH@KTM990氏から換チューブと工具を貸与いた だいて戻ってきていただく。

感謝感激で御礼の上、インストラクター2名と梅田さんを見送り、換チューブと工具を借りて、I&筆者は昼食をとったR282沿の田山へ下山。

以後、タイラップで固定するも途中で全てのタイラップが切れ、やっとの思いでR282沿いの昭和シェル石油・安代へ。

あいにくスタンドには整備担当者が不在!、Iさんと二人で工具類を借りて、G650Xchallengeの後輪部分をほぼ全バラ...。

!?結果、タイヤがビードからワイヤーが露出するなど、チューブ交換でも自走が不可であることが判明。 


GSでバラして発覚...既にタイヤは...。
その頃、先発の皆さんは?


 様々なトラブ解決方法のパターンを検討の結果、購入元のバイクショップにピックアップを依頼。
一旦、同スタンドでバイクを預かっていただき、早坂@R1200GSLCに伊藤さんを乗せ、タンデムでお宿のペンション・ボーゲンハウスへ向かう。

あとで聞いたのですが、先行集団内では、M@F800GSADV氏もライトレンズが飛び石粉砕のトラブルが発生したとのこと...。 振り返ってみると、何かとハプニングが多い一日でした...。ライトレンズ粉砕は、昨年に続き2例目。

すでにお宿にはロード組・オフロード組ともに帰着しており、急ぎ一連の顛末等をご報告し、受付を済ませてI@G650Xchallengeさんとシャワーを浴 びる。先発された皆さんは近場の温泉へ、ペンションから車両を提供いただき入浴へ...。

なお、受付では、JetSPEED様ご協賛のTシャツはこの時、米澤社長より頂戴しました(堀込様、ありがとうございます)。

以後、入浴組が戻り次第に、ボーゲンハウスの庭にてBBQパーティが程なく開催。米澤社長の乾杯の発声で懇親会へ...。

ペンションオーナはクボトラさんのお客さんで、筋金入りのトライアルライダーとのこと。
食材はふんだんでオーナーにより既に調理済みの焼き物が盛りだくさんに提供され、酒類も豊富...。

会場では、チューブを搬送いただいたMさんとチューブと工具を貸与いただいたH@KTM990氏に感謝申し上げ、各メンバーと懇親を深めつつ、
右肩上がりで酒量のピッチが...。

参加者一同、程なくほろ酔い状態となり、昼間の激走の疲れと満腹で、メンバーそれぞれに就寝するもの、勢いで二次会に流れる者など、酒宴は遅くまで続く...。

ps.二次会にはほぼ全メンバーが参加...。結構酔いが回っていて何を話していたか?記憶が...。 




 ■翌日はまったりと...?。

翌日は、朝食後にブリーフィング。Kさんご一行は雫石方面へダートを走る予定とのこと。

私はIさんとまったり帰仙予定でしたが、S@R1200GSADV氏、H@R1200GSLCADV氏、K@F800GS氏も帰仙されるということでご一緒に。

M@F800GSADV氏は岩泉方面から沿岸部を経由して仙台へ戻るとのことで、ペンション前で散会。


ペンション前にて解散式...?

その後、K様ご一考は小山の中へ...。

東北道「にしねIC」まで下道を走り、そこからは東北道をひたすら南下。筆者のLCGSですが実は「純正ラリーシート」のため、タンデムが厳しい状況を見かねてH@R1200GSLCADVさんに ヘルプいただき、無事、Iさんを仙台まで搬送いただきました(感謝です)。

その後は、東北道を南下。長者原SAにて最後の休憩と散会のご挨拶後、、私は一旦O2さん経由 で無事帰還を大友社長、小松店長へ報告し帰宅。

総括として、天候に恵まれた二日間、振り返ってみればトラブルもいい思い出(ネタ)とトラブル対策は万全のよき教訓となったイベントでした...。
 
それにしても岩手は林道天国ですね...。また来年、岩手2daysを期待して...。