20160508-宮城県南福島林道ツーリングレポート

※原稿等をお預かり為ておきながら公開が遅くなりましたこと。深くお詫びいたします。

　５月８日、天気晴朗なれど風強し。いよいよ筆者今年初参加のオフロード走行会が始まる。

　朝から乾燥した空気が気持ちよく、装備もコンパクトにまとめ6分山のカルー3装着のG650GS　SERTAOでカラカラと軽快に仙台組の集合場所オーツーさん駐車場に向かった。

　GASGAS125のMさんR1200GSLCのHさんR1200GSADVのSさんと共に、出発前に記念写真を撮り、ナビ役の福島県のAさんが待つ蔵王町役場へ８時過ぎに出発。

2016　5/8　AM9：00頃　蔵王町役場にて

　新緑のR118号経由で名取市樽水ダムそばを抜け、東北道村田インター脇の坂道を右に

抜けるとblue skyの下に残雪が残る宮城蔵王連峰が眼前に広がった。度々走っている県北のやくらい山周辺とは一味違う景色にしばし見入った。

ひばりが舞い上がるしろかき中の田んぼの中の道をまっすぐ進む。

　
　空気が旨い。

　初夏の風にひと皮づつ皮膚がめくられる様な感覚が増してきて、どんどん五感が敏感になり内なるものが目覚め始めたような感覚だ。

　このために、ひと冬準備をしてきたのだ。

　さて、集合場所まで34KM程走って到着、仙台組のXR230のTさんは直接現地で合流した。

　先に着いていたナビ役R1200GSのAさんと共にコンビのF800GSのTさんに挨拶、1年ぶりの

再会を喜び、談笑後9時過ぎに出発した。

　足慣らしにワインディングで舗装が大半の道をこなし、徐々に土とジャリの割合が増えていく。

　青麻山-蔵王高原と走破し、休憩を挟み飯坂温泉奥茂庭ダム側のレストハウスでそばを堪能。

大盛りを注文したつもりが出てきたのが並盛りで、F800GSのTさんが「これじゃ足んねえから

下のコンビニで追加に何か食いましょう」となった。

　それぞれに腹を満たし再び林道へ。萌えた木々の梢が間近に遠くに拡がる。

スタンディングでバランスを取りながらの走行はオフならではの楽しみのひとつ。
追いついたり離されたりしながら夢中になってナビ役Aさんの後をついていくと景色のいい場所で休憩。

　相変わらず風はやや強めだが、快晴、景色を眺めたり写真を撮ったりした後引き続きダート走行。

　しばらく走っているうちに桑折町付近でgasgas Mさんにこの日最初のアクシデント発生！リアブレーキのかけ過ぎか加熱による影響らしくディスクが半ロック状態に...。

　すり減ったパッドが、砥石に浮いた糊のようにディスク面にべっとりとこびりついてしまった。

マイナスドライバーでパットの厚さ分の隙間を開け、ブレーキペダルをベルトで引っ張り調整、走行可能になった。

　林道を4,50分走ったころだろうかまたまたMさんのマシンにこの日、二回目のトラブル発生！！

　今度はフロントブレーキが過熱、プラスチックのカバーが解け落ちてしまった上効かなくなってしまった。

　結局このトラブルは帰着まで続くこととなった。

　そんなこんなの道中もいいよ解散地まであと少しのところで今度は筆者が下りのダートで前を散られ転倒！

　不覚にもセルタオ購入後初転倒となった。最後は国道４号線沿いローソンで再会を約束し福島組のお二人と別れ一路オーツーへ...。走行約２００ｋｍの林道ツーリングが終了した。

by G650GSセルタオ氏...。